ジオろぐ

自然や動植物に関するニュース・画像などの情報まとめサイトです。

    2014年12月

    1: Mogtan ★@\(^o^)/ 2014/12/19(金) 18:34:56.75 ID:???.net
    掲載日:12月19日

    鳥は嵐の接近を察知し、直撃の前に別の場所へ飛び去ることができる可能性があるとの研究論文が、
    18日の米科学誌カレント・バイオロジー(Current Biology)に掲載された。

     米カリフォルニア大学バークレー校(University of California, Berkeley)などの研究チームが発表した今回の論文は、
    米国に生息する野鳥のキンバネアメリカムシクイに関する調査に基づくものだ。体重が9グラムほどしかないこの非常に小型で
    きゃしゃな鳥は、竜巻や暴風を伴う巨大な嵐が接近していることを何らかの方法で1~2日前に察知したという。

     2014年4月末、米テネシー(Tennessee)州東部の山地にある繁殖地の鳥が逃げ出した直後に、巨大な嵐が米国の中部と南部を襲った。
    この嵐では、少なくとも竜巻が84件発生し、35人の犠牲者が出た。

     カリフォルニア大バークレー校の生態学者、ヘンリー・ストレービー(Henry Streby)氏は「繁殖期の鳥にみられる
    この種の嵐回避行動が記録されたのは今回が初めてだ」と話す。また「定期的な渡りの間に発生した事象を回避するために
    鳥たちがルートを変更できることは確認されていたが、渡りを終え、繁殖のために縄張りを形成した後の段階で悪天候を
    避けることを目的にその土地を離れることは、今回の研究で初めて明らかになった」と指摘した。

     調査では、鳥たちが飛び去った時点では、嵐はまだ数百キロ先にあったため、気圧、気温、風速などに検知可能な変化は
    ほとんどみられなかったという。「今回の研究対象としたキンバネアメリカムシクイは、悪天候を回避するために合計で
    1500キロ以上を飛行し、嵐が過ぎ去った直後に巣に戻ってきた」

     研究チームは鳥が持つこの「第6感」について、人には聞こえない音を聞き取ることができる鳥の能力に関連していると考えている。
    これまでの研究で、鳥や他の動物の一部には、周波数20ヘルツ未満で発生する音波の可聴下音が聞こえることが判明している。
    遠方で風が吹いたり、海の波が砕けたり、火山が噴火したりなどの事象が起きると、可聴下音が発生する場合がある。
    鳥たちは、可聴下音の発生源が数千キロ離れている場合でも、それらを感知しているのかもしれない。

     竜巻もまた、強力な可聴下音を発生させることが知られている。「気候変動に伴い竜巻の発生頻度と強度が増加していることを示す
    研究が増えている。今後、今回のキンバネアメリカムシクイが取ったような回避行動の必要性はさらに高まる可能性がある」とストレービー氏は話している。(c)AFP

    <画像>
    前日の竜巻で大破した家屋。米ミシシッピ(Mississippi)州トゥーペロ(Tupelo)で(2014年4月29日撮影、資料写真)。(c)AFP/Getty Images/Joe Raedle
    no title


    前日の竜巻で折れた木。米ミシシッピ(Mississippi)州トゥーペロ(Tupelo)で(2014年4月29日撮影、資料写真)。(c)AFP/Getty Images/Joe Raedle
    no title


    <参照>
    Tornadic Storm Avoidance Behavior in Breeding Songbirds: Current Biology
    http://www.cell.com/current-biology/abstract/S0960-9822(14)01428-6

    <記事掲載元>
    http://www.afpbb.com/articles/-/3034698?pid=14979212

    【【生物】嵐の到来を察知する鳥の回避行動、米研究】の続きを読む

    1: Mogtan ★@\(^o^)/ 2014/12/16(火) 15:39:37.00 ID:???.net
    掲載日:2014/12/16

     ラットが仲間に危険を伝える際に分泌される2種類のフェロモンを特定することに、東京大などの研究チームが
    初めて成功した。嗅覚を使ったコミュニケーションの仕組みの解明や、ネズミなどの害獣駆除に応用が期待される。
    論文は15日付の米科学アカデミー紀要電子版に掲載される。

     昔から「一度ネズミが掛かったネズミ捕り器には二度と掛からない」と言われてきたが、その理由は解明されていなかった。

     東大大学院農学生命科学研究科の武内ゆかり准教授らは、ラットが危険を感じた際に肛門付近から発するさまざまな匂い分子を分析。
    ラットにかがせて反応を見ることで、どの分子が「危険」の情報を伝えているかを調べた。

     その結果、4メチルペンタナールとヘキサナールと呼ばれる二つの分子が、フェロモンとして機能していることが判明。
    どちらか一つでは機能せず、二つそろって初めて機能することも分かった。

    <参照>
    日経プレスリリース - 東大、ラットが危険を伝えるフェロモンを同定
    http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=375972&lindID=5

    Proceedings of the National Academy of Sciences - Identification of a pheromone that increases anxiety in rats[PDFファイル]
    http://www.pnas.org/content/early/2014/12/10/1414710112.full.pdf

    <記事掲載元>
    http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2014121600083

    【【生物】「危険」伝えるフェロモン=ラットで初特定-東大など】の続きを読む

    1: 名無虫さん 2014/12/05(金) 22:18:51.21 ID:LxGWzrUO.net
    虎・ライオン→猫
    狼→犬
    野鶏→鶏
    オーロッス→牛
    イノシシ→豚


    なんで退化してんの?
    野生のまま進化しなかったの?

    【[生物]何故退化したのか?】の続きを読む

    1: Mogtan ★@\(^o^)/ 2014/12/23(火) 18:15:08.09 ID:???.net
    掲載日:2014年12月22日

     カナダ・モントリオール(Montreal)の北方約1800キロのハドソン湾(Hudson Bay)沿岸にある、先住民イヌイット(Inuit)が
    暮らすクージュアラピク(Kuujjuarapik)村では、付近でホッキョクグマが目撃されたとの知らせは瞬く間に村中を駆けめぐる。
    子どもらは素早く屋内に逃げ込み、猟師らはライフル片手にスノーモービルで猛吹雪の中を出発する。そうしないと、村に接近した
    ホッキョクグマが、住民1500人の誰かを襲う被害が発生する恐れがあるからだ。

     北極圏のこれほど南部でクマと人間との間に衝突が起きるなど、100年前には考えられなかったことだ。村の長老、
    アレック・タッカタック(Alec Tuckatuck)さんは「私が育った1920年代当時、ホッキョクグマは話でしか聞いたことがなかった」と語る。
    だが温暖化の影響で、世界最大の肉食動物であるホッキョクグマが従来の氷に覆われた猟場を捨て、はるか南方に移り住むことを
    余儀なくされており、そして最近では、目撃されるケースがますます増えているとタッカタックさんは指摘した。

     12月初旬、ハドソン湾には安定した氷がまだ形成されていない。従来であれば、ホッキョクグマは同湾でアザラシを捕食し、翌年の夏まで
    持ちこたえる脂肪の層を蓄える。クージュアラピクでは、夏はますます長くなっており、それに対して冬は「とても短い」とタッカタックさんは述べ、
    「今や、雪は(ほんの)7か月しかない」と嘆いた。この事態は、ホッキョクグマと同様にイヌイットの生活にも劇的な影響を及ぼしており、
    またクージュアラピクよりさらに南方にある一部地域でもクマと人間との無用な衝突が増加する原因になっている。

     ハドソン湾の約400キロ南にある加マニトバ(Manitoba)州シャマタワ(Shamattawa)では2010年、ホッキョクグマ1頭が目撃された。
    そして、カナダ最北端のヌナブット(Nunavut)準州にある村落のタロヨアク(Taloyoak)では、過去3か月間に同村に侵入した怖いもの知らずの
    ホッキョクグマ6頭を駆除しなければならなかった。地元狩猟会のボブ・ライアル(Bob Lyall)さんは「これらのホッキョクグマは、
    抱き締めたくなるような愛らしいコカ・コーラ(Coca-Cola)のテディベアとは違う。奴らは、食べ物を探しに村に侵入してくる
    腹をすかせたクマだ」とカナダのメディアに語っている。

     クージュアラピクでは、イヌイットの猟師らもまた海上の氷原以外で食料を探さなければならなくなった。タッカタックさんによると、
    湾の氷は「いつでも(足元で)割れる恐れがある」という。猟師らは、アザラシやシロイルカなどを探し求めて海氷上に出ることが安全に
    できないため、内陸に生息するカリブー(トナカイの仲間)に狙いを変えた。これは、イヌイットの人々の生活を長年支えてきた海氷から
    離れるという重大な文化的転換点となった。

    (つづきます)

    【南下するホッキョクグマ急増、温暖化で北極圏に異変 カナダ】の続きを読む

    1: ◆sRJYpneS5Y 2014/12/26(金)19:06:30 ID:???
    2014年の日本列島は各地で火山活動が活発化した。27日は戦後最悪の
    火山災害となった御嶽山(長野、岐阜)の噴火から3カ月。吾妻山(福島)なども
    噴火警戒レベルが上がり、専門家は「今後も、どこかで大きな噴火が起きる可能性はある」と指摘する。
     気象庁は12月、吾妻山と十勝岳(北海道)で5段階ある警戒レベルを1(平常)から
    2(火口周辺規制)へ引き上げた。火山性地震の増加などから「小規模噴火の恐れがある」と判断した。

    続き excite/共同通信
    http://www.excite.co.jp/News/society_g/20141226/Kyodo_BR_MN2014122601001852.html

    【日本列島で火山活動が活発化 「どこかで噴火の可能性」】の続きを読む

    このページのトップヘ