1: Mogtan ★@\(^o^)/ 2015/01/28(水) 21:55:31.92 ID:???.net
掲載日:2015年1月28日
▶ 【動画】体を点滅させて言葉を交わす巨大イカ - YouTube
https://www.youtube.com/watch?x-yt-ts=1422327029&v=hrOYCeaSXX4&x-yt-cl=84838260
動画:巨大イカの驚くべき生態。腕を大きく広げて交尾を誘い、体の色を赤白赤白と激しく点滅させて会話し、ユラユラした明滅で周囲に紛れ込み、敵の目を惑わす。(Video by National Geographic Remote Imaging)
|レッド・デビル
成長すると人間ほどの大きさにもなる巨大イカ、アメリカオオアカイカ。 「レッド・デビル(赤い悪魔)」とも呼ばれ、ときにダイバーの酸素マスクを引きはがしたり、ライトやカメラを攻撃したりする。鋭い歯の付いた吸盤が並ぶ腕をくねらせ、大きなくちばしで魚の骨を噛み砕き、弱った仲間がいれば容赦なく共食いする。
どう猛なこのアメリカオオアカイカは、体の色を赤くしたり、白くしたりと変化させることで、互いにコミュニケーションを図る。だが、いったい何を伝え合っているのかについては、研究者たちの間で長く謎とされてきた。 米スタンフォード大学の研究者ハンナ・ローゼン氏は、最新のビデオ分析によってこの巨大イカの暗号を解き明かしつつある。海を自由に泳ぐアメリカオオアカイカのコミュニケーションについての研究はこれが初めてだ。1月15日付け『Journal of Experimental Biology』誌に掲載された。
|激しい点滅で会話し、ユラユラと身を隠す
ローゼン氏によると、アメリカオオアカイカが体の全体を赤、白、赤、白と激しく点滅させる現象は「注意を引きつけるための行動」という。イカたちがこのように体色を変化させるのは、周囲に他のイカがいる時だけだったことから、コミュニケーションを取るための方法だろうと、彼女は推測している。
巨大イカは点滅スピードを速めたり遅くしたりする。これには何らかのメッセージが込められているかもしれないが、その意味はまだ解読できていない。相手を誘うメッセージかもしれないし、敵を威嚇するサインかもしれない。「それが目下の課題です」と、ローゼン氏は言う。
こうした激しい点滅とはうって変わって、アメリカオオアカイカは壊れかけのコンピューター画面のようにユラユラと体の色を変えることがある。ローゼン氏によれば、このときイカは水中に差し込む太陽光の揺らぎに合わせて体色を変化させ、カモフラージュ効果を狙っているのではないかという。「ちょうど、プールの底に光がキラキラ反射するのに似ています」
|イカ撮影用ボディスーツ
研究者らは今後、もっと多くのアメリカオオアカイカにビデオカメラを装着しようと計画している。とはいえ、軟体動物にカメラを背負わせるのは難しい。米ナショナル ジオグラフィック協会のクリッターカム・チームは、ある方法にたどり着いた。伸縮性に優れた合成素材を使って筒状のボディスーツを作り、カメラを取り付けて、イカの胴体に着せるというものだ。
子供用の水着を切って仕立てたこのボディスーツは、ヒレや腕、触腕の動きを妨げることなく、赤い悪魔が存分に振る舞えるように作られた。まさにイカの「セーター」といったところだ。ただし、課題は脱ぐこと。今のところ、遠隔操作でカメラは切り離せるものの、スーツを切り離すことはできない。巨大イカは、撮影が終わっても子供用水着を着せられたままとなってしまうのである。
<参照>
Chromogenic behaviors of the Humboldt squid (Dosidicus gigas) studied in situ with an animal-borne video package
http://jeb.biologists.org/content/218/2/265.abstract
<記事掲載元>
http://nationalgeographic.jp/nng/article/20150126/433159/
▶ 【動画】体を点滅させて言葉を交わす巨大イカ - YouTube
https://www.youtube.com/watch?x-yt-ts=1422327029&v=hrOYCeaSXX4&x-yt-cl=84838260
動画:巨大イカの驚くべき生態。腕を大きく広げて交尾を誘い、体の色を赤白赤白と激しく点滅させて会話し、ユラユラした明滅で周囲に紛れ込み、敵の目を惑わす。(Video by National Geographic Remote Imaging)
|レッド・デビル
成長すると人間ほどの大きさにもなる巨大イカ、アメリカオオアカイカ。 「レッド・デビル(赤い悪魔)」とも呼ばれ、ときにダイバーの酸素マスクを引きはがしたり、ライトやカメラを攻撃したりする。鋭い歯の付いた吸盤が並ぶ腕をくねらせ、大きなくちばしで魚の骨を噛み砕き、弱った仲間がいれば容赦なく共食いする。
どう猛なこのアメリカオオアカイカは、体の色を赤くしたり、白くしたりと変化させることで、互いにコミュニケーションを図る。だが、いったい何を伝え合っているのかについては、研究者たちの間で長く謎とされてきた。 米スタンフォード大学の研究者ハンナ・ローゼン氏は、最新のビデオ分析によってこの巨大イカの暗号を解き明かしつつある。海を自由に泳ぐアメリカオオアカイカのコミュニケーションについての研究はこれが初めてだ。1月15日付け『Journal of Experimental Biology』誌に掲載された。
|激しい点滅で会話し、ユラユラと身を隠す
ローゼン氏によると、アメリカオオアカイカが体の全体を赤、白、赤、白と激しく点滅させる現象は「注意を引きつけるための行動」という。イカたちがこのように体色を変化させるのは、周囲に他のイカがいる時だけだったことから、コミュニケーションを取るための方法だろうと、彼女は推測している。
巨大イカは点滅スピードを速めたり遅くしたりする。これには何らかのメッセージが込められているかもしれないが、その意味はまだ解読できていない。相手を誘うメッセージかもしれないし、敵を威嚇するサインかもしれない。「それが目下の課題です」と、ローゼン氏は言う。
こうした激しい点滅とはうって変わって、アメリカオオアカイカは壊れかけのコンピューター画面のようにユラユラと体の色を変えることがある。ローゼン氏によれば、このときイカは水中に差し込む太陽光の揺らぎに合わせて体色を変化させ、カモフラージュ効果を狙っているのではないかという。「ちょうど、プールの底に光がキラキラ反射するのに似ています」
|イカ撮影用ボディスーツ
研究者らは今後、もっと多くのアメリカオオアカイカにビデオカメラを装着しようと計画している。とはいえ、軟体動物にカメラを背負わせるのは難しい。米ナショナル ジオグラフィック協会のクリッターカム・チームは、ある方法にたどり着いた。伸縮性に優れた合成素材を使って筒状のボディスーツを作り、カメラを取り付けて、イカの胴体に着せるというものだ。
子供用の水着を切って仕立てたこのボディスーツは、ヒレや腕、触腕の動きを妨げることなく、赤い悪魔が存分に振る舞えるように作られた。まさにイカの「セーター」といったところだ。ただし、課題は脱ぐこと。今のところ、遠隔操作でカメラは切り離せるものの、スーツを切り離すことはできない。巨大イカは、撮影が終わっても子供用水着を着せられたままとなってしまうのである。
<参照>
Chromogenic behaviors of the Humboldt squid (Dosidicus gigas) studied in situ with an animal-borne video package
http://jeb.biologists.org/content/218/2/265.abstract
<記事掲載元>
http://nationalgeographic.jp/nng/article/20150126/433159/
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