1: もろ禿 ◆SHINE.1vOk もろ禿HINE! ★@\(^o^)/ 2015/04/28(火) 17:52:39.79 ID:???.net
<深海>熱水噴出後に生態系 海底を掘削し観察 沖縄 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150428-00000015-mai-sctch
熱水噴出の5カ月後に集まってきたゴエモンコシオリエビ=海洋研究開発機構提供
太陽光がほとんど届かない深さ1000メートル以上の海底で、熱水が噴き出す場所にヤドカリの仲間の「ゴエモンコシオリエビ」などが集まり、新たな生態系を作る過程の観察に初めて成功したと、海洋研究開発機構などのチームが米科学誌プロスワンに発表した。
チームは2010年、那覇市から北北西に約190キロの海域「伊平屋北海丘」で、地球深部探査船「ちきゅう」を使って水深1060メートルの海底を掘削した。海底下には鉱物資源を大量に含む熱水があり、人工的に噴出させて海底の変化を3年以上観察した。
周囲で掘削前に確認されたのは、二枚貝のシマイシロウリガイの死骸がほとんどだった。しかし熱水が噴出して水温が50度以上になると、熱水中の硫化水素やメタンなどから有機物を合成するバクテリアがマット状に密集するようになった。
さらにバクテリアを餌にする生物も増加。このうちゴエモンコシオリエビは、熱水が出て約5カ月後は1平方メートル当たり最大43匹、29カ月後には最大110匹まで増えた。初期の方が甲羅が大きい個体が多く、近くの熱水噴出域から成長した個体が歩いてきて繁殖したと考えられるという。
貴重な金属資源のある熱水噴出域は資源開発の期待がある一方、生態系は未解明な部分も多い。チームの中嶋亮太さんは「熱水による生態系の変化や観測手法をさらに調べ、資源開発の際の環境影響評価に生かしたい」と話す。【大場あい】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150428-00000015-mai-sctch
熱水噴出の5カ月後に集まってきたゴエモンコシオリエビ=海洋研究開発機構提供
太陽光がほとんど届かない深さ1000メートル以上の海底で、熱水が噴き出す場所にヤドカリの仲間の「ゴエモンコシオリエビ」などが集まり、新たな生態系を作る過程の観察に初めて成功したと、海洋研究開発機構などのチームが米科学誌プロスワンに発表した。
チームは2010年、那覇市から北北西に約190キロの海域「伊平屋北海丘」で、地球深部探査船「ちきゅう」を使って水深1060メートルの海底を掘削した。海底下には鉱物資源を大量に含む熱水があり、人工的に噴出させて海底の変化を3年以上観察した。
周囲で掘削前に確認されたのは、二枚貝のシマイシロウリガイの死骸がほとんどだった。しかし熱水が噴出して水温が50度以上になると、熱水中の硫化水素やメタンなどから有機物を合成するバクテリアがマット状に密集するようになった。
さらにバクテリアを餌にする生物も増加。このうちゴエモンコシオリエビは、熱水が出て約5カ月後は1平方メートル当たり最大43匹、29カ月後には最大110匹まで増えた。初期の方が甲羅が大きい個体が多く、近くの熱水噴出域から成長した個体が歩いてきて繁殖したと考えられるという。
貴重な金属資源のある熱水噴出域は資源開発の期待がある一方、生態系は未解明な部分も多い。チームの中嶋亮太さんは「熱水による生態系の変化や観測手法をさらに調べ、資源開発の際の環境影響評価に生かしたい」と話す。【大場あい】
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