ジオろぐ

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    2015年06月

    1: もろ禿 ◆SHINE.1vOk もろ禿HINE! ★@\(^o^)/ 2015/06/23(火) 07:58:17.92 ID:???.net
    被子植物の花粉、日本最古の化石発見 和歌山で中大など  :日本経済新聞
    http://www.nikkei.com/article/DGXLZO88347480R20C15A6TJM000/


     中央大学と福井県立恐竜博物館などの研究チームは約1億2700万年前の花粉の化石を和歌山県有田市で発見した。白亜紀前期にあたり、花を咲かせる被子植物として日本で最も古いという。肉食恐竜のフクイラプトルなどの化石が見つかった福井県勝山市でもほぼ同時期の花粉化石を見つけており「恐竜が花を見ていた可能性がある」と研究チームは話す。

     成果は茨城県つくば市で開かれる日本古生物学会で28日発表する。世界で最も古い被子植物の花粉化石は、イスラエルの約1億3500万年前の地層で発見された。日本では約1億年前の地層から見つかっていた。今回の成果で、被子植物が日本に入ってきた時期がさかのぼることになる。

     中大のルグラン・ジュリアン助教、恐竜博物館の寺田和雄主任研究員らは有田市、勝山市のほか、千葉県銚子市、徳島県勝浦町の地層からも花粉化石を見つけた。岩石を塩酸やアルカリ溶液で処理して残った粒子を顕微鏡で観察し、被子植物の花粉の化石と断定した。いずれも白亜紀前期で有田、勝山、銚子、勝浦の順で古かった。

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    1: もろ禿 ◆SHINE.1vOk もろ禿HINE! ★@\(^o^)/ 2015/06/24(水) 12:28:05.80 ID:???.net
    腰岳は古代石器“生産拠点” 原産地遺跡群を確認|佐賀新聞LiVE
    http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10105/200534


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    黒曜石の剥片が多数見つかった地点。「原産地遺跡」と断定された=有田町の腰岳山中
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    旧石器時代のものとみられるナイフ型石器


    ■広範囲で黒曜石加工片

     伊万里市と有田町にまたがる腰岳(標高487.7メートル)が、黒曜石を使った古代の石器の“生産センター”だったことが、考古学や地質学の研究者グループの調査で明らかになってきた。山の広い範囲で旧石器時代のナイフ型石器や、人の手が加わった剥片が集中する場所を発見。腰岳全体が、石器を生産・加工した「原産地遺跡群」だとみている。

     腰岳産の黒曜石は3万5千年前から広く流通し、縄文時代前期(5千年前)には朝鮮半島南部や沖縄本島に及んでいたことが知られている。ただ現地の本格調査はほとんどなく、全容を明らかにしようと、奈良文化財研究所の芝康次郎さんをリーダーとする県内外の研究者や埋蔵文化財担当者らが昨年3月から手弁当で調査している。

     同グループはこれまでに標高400メートル付近の黒曜石供給源を確認。6、7日には標高300メートル付近の山林を調べた。その結果、有田町側の南西斜面で、黒曜石が地表に多数落ちている場所を数カ所確認。人の手が加わった剥片が集中する地点もあり、腰岳で3例目となる旧石器時代(2万5千年前)のナイフ型石器も見つけた。

     黒曜石を石器に加工した「原産地遺跡」は、これまで標高100メートル前後の山麓に集中しており、300メートル付近では初めて。このことから芝さんは「旧石器時代にさかのぼって広い範囲で黒曜石の採取、加工が行われている」として、「腰岳全体が大規模な原産地遺跡群になっている」とみる。

     グループは今後も調査を続け、全体像の解明を進め、「市民の保護意識の向上にも結びつけたい」としている。

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    1: もろ禿 ◆SHINE.1vOk もろ禿HINE! ★@\(^o^)/ 2015/06/25(木) 21:31:52.96 ID:???.net
    カンボジアで牧童が10世紀の寺院を見つける / Sputnik 日本
    http://jp.sputniknews.com/culture/20150622/487057.html



    カンボジア中部コンポンチャム州で、10世紀のものとみられるアンコール王朝時代の古代ヒンドゥー教寺院が発見された。学問上も知られていないこの寺院を発見したのは、家畜の世話をしている少年たちだった。22日、プノンペン・ポスト電子版が伝えた。


    先週、村の少年たちが、コンポンチャム郊外の小さな丘の放牧地に牛を追いやっていた時、丘の斜面に古代の彫像や、彫刻された石版の一部を発見した。そして村人たちは、すぐに警察に通報した。

    コンポンチャム州文化・芸術局の専門家は、丘で発見された、精巧な彫刻が施された石の断片は、寺院の門の一部だと判断した。

    文化・芸術局の局長は、プノンペン・ポストに、「この丘は昔から知られていたが、私たちは、そこに古代の寺院が隠れていると考えたことはなかった。私たちは、近いうちにも、大規模な発掘調査について検討する」と語った。

    また局長は、「丘の麓の近くで見つかった遺跡の一部は、石の彫刻様式に属しており、彫像は、アンコール王朝初期に用いられたものだ」と語った。

    プノンペン・ポストによると、装飾様式から、寺院は恐らく10世紀のものであると判断された。

    何世紀も土の下に隠れていた遺跡は、大雨とそれによる小規模の土砂崩れによって、地上に現れたのではないかとみられている。

    【【考古学】アンコール王朝時代の古代ヒンドゥー教寺院を発見 カンボジア】の続きを読む

    1: もろ禿 ◆SHINE.1vOk もろ禿HINE! ★@\(^o^)/ 2015/06/22(月) 12:40:02.86 ID:???.net
    うんちのふりをするイモムシ 効果のほどは? | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
    http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/061900152/


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    体の一部を曲げて葉の上で休むオカモトトゲエダシャク(学名:A. juglansiaria)の幼虫。体の色だけでなく、形も鳥の糞に似せている。(PHOTOGRAPH BY TAKU YAMAMOTO AND KANON YAMAMOTO)
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    体を折り曲げて鳥の糞になりすまし、天敵の目を欺くスカシカギバ(学名:M. maxima)の幼虫。(PHOTOGRAPH BY TAKU YAMAMOTO AND KANON YAMAMOTO)


     自分がもし、おいしそうなイモムシだったら、腹を空かせた鳥からどうやって身を守ればよいだろうか? 鳥の糞になりすますのも一案だ。

     しかし、ただ体の色が糞に似ているというだけでは完璧な変装とはいえない。特に、体の大きなイモムシはすぐに正体がばれそうだ。このほど学術誌『アニマル・ビヘイビア』に発表された論文によると、鳥の糞になりすますためには、糞の形に見える体勢をとらなければならないという。

     木の枝や石、糞のふりをするのは身を守るための作戦で、動物の世界では当たり前のようにみられる。トカゲは石ころに、昆虫は木の枝に、そしてクモは糞になりすます。周囲の環境に溶け込んだ生き物を見つけ出すのは、『ウォーリーを探せ』の絵本を開くような気分だ。(参考記事:「華麗な生物の擬態」)

     「イモムシが鳥の糞そっくりに見えるのは、大変面白いと思いました」と、論文を執筆した総合研究大学院大学の鈴木俊貴氏は言う。

     鈴木氏と、論文の共著者である立教大学の櫻井麗賀氏は、400個以上の偽のイモムシを作成し、木の枝の上に置いて実験を行った。体を曲げているものとまっすぐに伸ばしているものを混ぜ、色も緑一色だけでなく、糞の色に似た白黒のものも用意した。

     緑色の偽イモムシに関しては、体勢の違いによって鳥につつかれる確率が変わることはなかった。しかし、白黒の方は、体を伸ばしていた方が曲げていた方よりも襲われる確率が3倍近く高かった。

     白黒のイモムシが気をつけなければならないのは、なりすましが下手だとかえって危険だということだ。体をまっすぐ伸ばした白黒イモムシは、その色が災いして、他の色や体勢のイモムシよりも襲われる確率が高かった。イモムシは葉を食べるときに体を伸ばすが、その姿勢は「かなり目立つ」と、鈴木氏は説明する。一方、「体曲げ作戦」は、本物の鳥の糞より大きく成長してしまったイモムシにとっても防御効果がありそうだ。(参考記事:動画「葉っぱの上を動く糞、その正体は?」)


    なりすます生き物たち

     「イモムシは鳥の攻撃を避けることに、多くの時間を費やします」と、米ハワイ大学の昆虫学者ダニエル・ルビノフ氏は言う。「イモムシ以外の何かに体を似せれば似せるほど、襲われる確率は低くなるんです」。ルビノフ氏は今回の研究には参加していない。

     糞や枝になりすます「擬装」は、背景の色に体の色を溶け込ませる「隠蔽」とは異なる。隠蔽をする生物は、カメレオンやタコのように様々な環境に合わせて体色を変えられない限り、動き回ってはいけない。例えば、砂の色をした生き物が草地に移動したら、逆に目立ってしまうだろう。

     一方、擬装ができると様々な環境で身を守れる。鳥の糞や木の枝、小石はどこにでも転がっているからだ。

     擬装する生物は他にも多い。木の枝から体を斜めに突き出して小枝のふりをするイモムシもいれば、体を平たくして石に見せかけるマルオツノトカゲのような生き物もいる。しかし、体勢を変えて天敵の目を欺く行動の重要性を検証する研究は、これまでほとんどなかった。

     米スミソニアン博物館の昆虫学者フロイド・ショックリー氏は、今回の研究結果について「仰天するほどの内容ではありません」とする一方、動物の擬装に関する限られた知識の増加に寄与してくれたと話す。


    長い歳月を経て進化

     では、イモムシはなぜこのような外見に進化したのだろうか?

     イモムシは、目視で狩りをする多くの鳥から身を守るために、何百万という世代を重ねるなかで徐々に外見を変化させてきた。ルビノフ氏はこう語る。「科学者である私たちも忘れがちですが、それがどれほど長い歳月であったか、その長さがどれほど重要なのかということを、心に留めておかなければなりません」

     では、私たちは何を学んだか? うんちのふりをするなら、手を抜かず、きちんと体を折り曲げるということだ。

    【【生態学】イモムシが鳥の糞になりすます行動の効果を、日本人研究者が検証】の続きを読む

    1: もろ禿 ◆SHINE.1vOk もろ禿HINE! ★@\(^o^)/ 2015/06/25(木) 18:07:57.62 ID:???.net
    尾が頭だった、ハルキゲニア化石に目と口を発見 研究 写真2枚 国際ニュース:AFPBB News
    http://www.afpbb.com/articles/-/3052710


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    【6月25日 AFP】(一部更新、写真追加)見た目が非常に奇妙なため「ハルキゲニア(Hallucigenia、幻覚を生むもの)」と命名された先史時代の小さな細長い生物について、科学者らは数十年前からその体構造の復元を試みてきた──。

     はるか昔に絶滅したこの生物の背中に生えた固いとげについては、長年にわたって脚と考えられ、そして7対ある細長い脚は触手だと誤解されていた。

     だが、この生物の復元図は、上下逆さまだっただけでなく、前後も逆だったとする研究結果が24日、発表された。研究チームは、体の後部と長年考えられていた部分に1対の目と歯のある口を発見したという。

     英科学誌ネイチャー(Nature)に掲載された論文の共同執筆者の一人、英ケンブリッジ大学(University of Cambridge)のマーティン・スミス(Martin Smith)氏は「化石標本の一端にある、風船のように大きく膨らんだ球状部分はこれまで、形が崩れた頭部と解釈されてきた」と語る。

     同氏は、AFPの電子メール取材に「今回の研究では、この部分は実際には体の一部ではなく、この生物が土に埋まって圧縮された時に肛門から流れ出た腐敗液や消化管内容物の黒い染みであることを実証できた」と述べた。

     スミス氏と共同研究者のカナダ・トロント大学(University of Toronto)のジーン・バーナード・カロン(Jean-Bernard Caron)氏は、電子顕微鏡を用いて、博物館に収蔵されているハルキゲニアの化石数十個を分析。約5億500万年~5億1500万年前に海底に生息していたこの細長い虫の「驚くべき新発見の細部」を明らかにした。

     研究チームはハルキゲニアの肛門を特定した後、体の反対側の端にある化石化した頭部を詳細に調べた。いくつかの化石ではその部分を覆う堆積物を取り除く必要があったという。

    「電子顕微鏡に化石をセットした時、当初は目が見つかるかもしれないと期待していた」とスミス氏は話す。「ところが、1対の目だけでなく、歯を見せて生意気そうに笑う口も見つかったので非常に驚いた。ずらりと並ぶ歯がわれわれに微笑み返していたのだ」

    ■進化の手掛かりに

     分析の結果、ハルキゲニアの頭部で見つかった口は、リング状に並ぶ先のとがった歯で囲まれていることが分かった。これは、餌を吸い上げるために使われたと思われる。一方、食道には、針状の歯が1列に並んでいた。これは、食べたものが逆流するのを防ぐためのものだった可能性がある。

     体長が1~5センチほどの、とげのよろいを着たハルキゲニアは「カンブリア爆発(Cambrian Explosion)」と呼ばれる地球史の時代に生息していた。主要な動物種の大半は、この時代に出現した。

     ハルキゲニアは、1970年代に初めて特定された。最も近い現存する近縁種は、歯のないカギムシだ。カギムシは「脱皮動物」と呼ばれる分類に属している。脱皮動物には、多くの昆虫や線虫、ロブスター、クモなどの外骨格を脱皮する動物などがいる。

     ハルキゲニアの歯を新たに発見したことで、スミス氏とカロン氏の研究チームは、脱皮動物の祖先も歯のある口と食道を持っていたに違いないと結論付けた。

    「もしそうであれば、これは非常に興味深い。生物分類群の発生時期を制約する助けになるからだ」とスミス氏は指摘する。

     このことは、脱皮動物の下位分類群がすべて「地質学的に短い2000万年の急速進化の期間内に」分岐したことを示し、急速に進行した「カンブリア爆発」の証拠を提供しているように思われると同氏は話している。

     ハルキゲニアの歩く様子を再現した動画は、以下のリンクで見ることができる: https://youtu.be/Gny9SxByOw8



    (c)Mariette LE ROUX

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