1: もろ禿HINE! ★@\(^o^)/ 2015/12/18(金) 07:40:18.88 ID:CAP_USER.net
太古の地球に2つの天体が同時に衝突していた | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/121700368/
小惑星帯で衝突後、1200万年かけて地球までたどりつき、4億5800万年前の古代の海に衝突する2つの小惑星。これにより、スウェーデンのロックネ付近に2つのクレーターが生まれた。(Illustration by Don Dixon, copyright Erik Sturkell)
およそ4億7000万年前、現在のスウェーデン中部は古代の浅い海に覆われ、プランクトンのような微小な生物が生息していた。だが、この穏やかな環境はじきに一変する。12月14日に科学者たちがアメリカ地球物理学連合(American Geophysical Union)の年次大会で行った発表によれば、過去数10億年で太陽系で起きたなかでも最大級の事件のせいだ。
火星と木星の間の小惑星帯で2つの岩石が衝突し、直径200キロもの小惑星が粉々に砕けたのだ。破片は宇宙空間に飛び散り、地球に向かって飛んで行ったものもあった。(参考記事:「太陽系 激動の過去 」)
破片は現在、地球や火星といった岩石惑星がある太陽に近いエリア(内部太陽系)に入ると、一部が再び集まって固まり、「ラブルパイル小惑星」と呼ばれる小惑星になった。「破片の塊」を意味する天体の一種である。だが、この岩石の集まりは、他とは違う特徴があった。自身の周りを周回する小さな天体を従えていたのだ。(参考記事:「イトカワにはなぜクレーターがほぼないのか」)
ペアになった2つの天体は1200万年の旅の末、古代スウェーデンの海に落下し、鮮明な2つのクレーターを残した。正確に言うと、クレーターが2つあるとはっきり分かったのはわずか数年前のことだ。それまで、小さい方のクレーターは発見されていなかった。(参考記事:「地球の大規模クレーター10選」)
「2つのクレーターは同時に形成されたと、強く確信しています」と話すのは、発表を行ったスウェーデン、イエーテボリ大学のエリック・スターケル氏だ。
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/121700368/
小惑星帯で衝突後、1200万年かけて地球までたどりつき、4億5800万年前の古代の海に衝突する2つの小惑星。これにより、スウェーデンのロックネ付近に2つのクレーターが生まれた。(Illustration by Don Dixon, copyright Erik Sturkell)
およそ4億7000万年前、現在のスウェーデン中部は古代の浅い海に覆われ、プランクトンのような微小な生物が生息していた。だが、この穏やかな環境はじきに一変する。12月14日に科学者たちがアメリカ地球物理学連合(American Geophysical Union)の年次大会で行った発表によれば、過去数10億年で太陽系で起きたなかでも最大級の事件のせいだ。
火星と木星の間の小惑星帯で2つの岩石が衝突し、直径200キロもの小惑星が粉々に砕けたのだ。破片は宇宙空間に飛び散り、地球に向かって飛んで行ったものもあった。(参考記事:「太陽系 激動の過去 」)
破片は現在、地球や火星といった岩石惑星がある太陽に近いエリア(内部太陽系)に入ると、一部が再び集まって固まり、「ラブルパイル小惑星」と呼ばれる小惑星になった。「破片の塊」を意味する天体の一種である。だが、この岩石の集まりは、他とは違う特徴があった。自身の周りを周回する小さな天体を従えていたのだ。(参考記事:「イトカワにはなぜクレーターがほぼないのか」)
ペアになった2つの天体は1200万年の旅の末、古代スウェーデンの海に落下し、鮮明な2つのクレーターを残した。正確に言うと、クレーターが2つあるとはっきり分かったのはわずか数年前のことだ。それまで、小さい方のクレーターは発見されていなかった。(参考記事:「地球の大規模クレーター10選」)
「2つのクレーターは同時に形成されたと、強く確信しています」と話すのは、発表を行ったスウェーデン、イエーテボリ大学のエリック・スターケル氏だ。