ジオろぐ

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    2016年02月

    1: のっぺらー ★ 2016/02/16(火) 21:53:43.38 ID:CAP_USER.net
    世界自然遺産・知床に、空の王者、オオワシとオジロワシが越冬のために飛来している。
    知床半島南東側の羅臼町市街地近くの山の斜面には、たくさんのワシが枝で羽を休める「ワシのなる木」が出現。
    両種が絶滅危惧種であることを一瞬忘れるほどだ。

    根室海峡に面した羅臼町内では、環境省が飛来状況を調べている。
    直近の調査(2月3日)では、海岸線の一部など約35キロ区間でオオワシ118羽、オジロワシ98羽を確認。
    両種は野鳥愛好家らに人気で、海外のカメラマンらも盛んにレンズを向けている。

    写真:オオワシとオジロワシがまるで実っているように羽を休める「ワシのなる木」
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    以下ソース:朝日新聞 2016年2月16日20時16分
    http://www.asahi.com/articles/ASJ2H5V5QJ2HIIPE034.html

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    1: もろ禿HINE! ★@\(^o^)/ 2016/02/17(水) 18:05:22.46 ID:CAP_USER.net
    メソポタミアのガラス玉? 「かなりの有力者の拠点」福岡の古墳から出土 (西日本新聞) - Yahoo!ニュース
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160217-00010006-nishinp-sctch


     福岡県築上郡上毛町下唐原の大池西古墳(6世紀後半~7世紀)から昨年出土したガラス玉のうちの1個が、メソポタミア(現在のイラクなど)地域産のガラスを使った可能性が高いことが分かった。ガラス玉は古代の装飾品として全国で多数出土しているが、ガラスの国産が始まる7世紀後半以前の遺跡から出土した外来産ガラスに関する調査・研究は、近年始まったばかり。現段階で意義付けは難しいが、町民らは「そんな遠くから渡来したとは」と古代ロマンに思いをはせている。

     大池西古墳は、町営大池公園のため池西岸にある円墳。ガラス玉は昨年4月、町教委の発掘調査で、他のガラス玉など装飾品36点、馬具2点などとともに石室内で見つかった。中心が膨らんだ円筒形のガラス玉は、長さ5ミリ、直径4ミリ。中心に1ミリ径の穴が開いている。「全国でも200点ほどしかない、2枚貼り合わせの“重層ガラス”だった」(町教委)ため、奈良女子大古代学学術研究センター(奈良市)の大賀克彦特任講師に調査を依頼した。
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     大賀特任講師によると古代のガラス玉は、原料(二酸化ケイ素)に含まれる不純物や、原料の融点を下げるために混ぜる融剤の成分で、(1)南アジア系(2)メソポタミア系(3)地中海(ローマ帝国)系-に分類可能。今回のガラス玉は、融剤のナトリウムを得る材料に植物灰を使用したメソポタミア系と昨年秋、判明した。大賀特任講師は「調査が進んでいないだけで、大陸への窓口だった北部九州には多いと予想される」と話す。
     町教委は「同時発掘の他のガラス玉には、南インド産もあった。町には他に首長クラスの古墳もあり、かなりの有力者の拠点だったことを補強する成果」としている。古代ガラスをめぐっては2012年、京都府の古墳(5世紀前半)から出土した重層ガラス玉が、ローマ帝国製と判明し話題になった。

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    1: もろ禿HINE! ★@\(^o^)/ 2016/02/17(水) 21:41:57.23 ID:CAP_USER.net
    パプアニューギニアで淡水ガメの新種発見 写真2枚 国際ニュース:AFPBB News
    http://www.afpbb.com/articles/-/3077261


    【2月17日 AFP】南太平洋のパプアニューギニアで、淡水ガメの新種が発見された。ニューギニア(New Guinea)島の地質学的形成過程に最初から立ち会ってきた種に属すという。

     分類学の国際学術誌「Zootaxa」に最近掲載された論文よると、発見されたのは、ニューギニア島全体でみられる3種の遠縁種のうちの、学名「Elseya rhodini」と名付けられたカメの新種。

     16日、論文の主著者である豪キャンベラ大学(University of Canberra)のアーサー・ジョージズ(Arthur Georges)氏は「3種は1700~1900万年前の共通の祖先から進化した。
    その時期は非常に重要で、驚くことにこのカメたちは一緒に、ニューギニア島の地質発達過程をすべて見てきたことになる」と語った。
    同氏によれば、新種は「非常に可愛らしいカメ」で、赤みがかった色が特徴だという。(c)AFP

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    1: 白夜φ ★@\(^o^)/ 2016/02/16(火) 22:46:56.17 ID:CAP_USER.net
    ハエトリグサは数を数えられる:研究結果
    WIRED 2016.2.15 MON
    http://wired.jp/2016/02/15/plant-counts-prey/

    ハエトリグサは、自分の体にとまった獲物の動きを数えることで、エネルギーを効率的に使って捕食しているという研究結果が発表された。

    『カレントバイオロジー』誌に1月21日付けで発表された研究には、ハエトリグサが正確に獲物の動きを「数える」仕組みが詳しく説明されている。昆虫がハエトリグサの感覚毛に接触する回数によって、葉が閉じられ、消化プロセスが開始されるというのだ。

    具体的には、感覚毛に2回接触すると、捕虫葉を閉じるホルモンを増加させるトリガーとなり、捕虫葉が閉じられる。3回目の接触で消化酵素がつくられ始める。5回目で消化活動が開始され、昆虫の体からナトリウム(肥料になる栄養塩)が取り込まれるという。
    (引用ここまで 全文は引用元参照)

    ▽関連
    Current Biology
    The Venus Flytrap Dionaea muscipula Counts Prey-Induced Action Potentials to Induce Sodium Uptake
    http://www.cell.com/current-biology/fulltext/S0960-9822(15)01501-8

    【【生物】ハエトリグサは数を数えられる 昆虫が感覚毛に接触する回数によって、葉が閉じられ、消化プロセスが開始[02/15]】の続きを読む

    1: もろ禿HINE! ★@\(^o^)/ 2016/02/16(火) 07:33:12.01 ID:CAP_USER.net
    定説を覆す、異例だらけの新種クジラの生態 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
    http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/a/021500009/

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    マダガスカル島、ノシ・ベ沖のツノシマクジラの親子。手前にいる母親が餌を食べている。(PHOTOGRAPH BY S. CERCHIO)


     流線型のすらりとした体を持ち、日本のクジラ学の第一人者であった大村秀雄氏の名にちなんで「オオムラクジラ」とも呼ばれるツノシマクジラ。新種のクジラと判明して10年が経っても、その全貌は謎に包まれたままだった。というのも、これまで生きた個体の目撃報告があっても不確かで、習性はおろか体の模様すらわかっていなかったからだ。

     研究者たちは断片的な手掛かりをつなぎ合わせ、観察が困難なツノシマクジラの生態を解き明かそうとしている。マダガスカル島沖で最近行われた調査では、ツノシマクジラはエビに似た小さな生物を大量に食べ、同様に「濁った海水」を口いっぱいに飲み込んでいることも確認されたが、この行動もまだ解明しきれていない。

     米国ボストンにあるニューイングランド水族館の生物学者で、海洋哺乳類が専門のサルバトール・セルシオ氏は、今回、海中を泳ぐツノシマクジラの撮影に初めて成功した。撮影チームのリーダーを務めた同士は「撮影した映像や写真を見た人々には、『餌は何もいないようですが、このクジラは何を食べているのですか?』と訊かれました。実は、私にもまだわからないのです」と話す。(参考記事:「ミンククジラの不思議な捕食行動」)

     確かに、映像では餌になりそうな物は確認できない。しかし、ツノシマクジラの謎はこれだけではない。生息域、生態、社会生活のいずれも、クジラとしては特異とみらている。


    生きた個体をようやく目撃

     ツノシマクジラがこれまで脚光を浴びてこなかったことには理由がある。このクジラはかつて、見た目がよく似たニタリクジラの小さな個体ではないかと考えられていた。それが、2003年になって日本人研究者たちが独立した種であることを突き止め、2006年には遺伝子のデータでも裏付けられた。(参考記事:「【フォトギャラリー】伊豆諸島で見つかった希少なコククジラ」)

    「体長約10メートルもある動物がこれまでの調査で発見されていなかったことは、科学者にとっては意外ではありません」。こう話すのは、米国の天然資源保護協議会(NRDC)の海洋哺乳類科学フェロー、フランシーン・カーショー氏だ。同氏は今回の調査には加わっていない。

     海洋調査には多額の費用がかかる。しかもツノシマクジラには、人目に付くような行動があまり見られない。海面から派手に跳び上がるザトウクジラとは対照的だ。その存在が科学論文で発表されてからも、ツノシマクジラの標本として得られたのは、捕鯨船に引き上げられたり、海岸に打ち上げられたりした死骸のみだった。

     ツノシマクジラの調査が大きく前進するきかっけとなったのは、数年前の出来事だった。マダガスカル島付近でイルカを探していたセルシオ氏は、中型のクジラを何頭か目撃した。組織のDNAを分析した結果から、彼が出合ったクジラがツノシマクジラだったと判明したのは2014年12月24日のこと。ナショナル ジオグラフィックの助成を受けているセルシオ氏は、「素晴らしいクリスマスプレゼントでしたよ」と振り返る。

     濃いグレーの体に鮮やかな白い模様を浮かべ、鋭い流線型をしたツノシマクジラをセルシオ氏は「優雅で美しい」と評する。同氏の活動は米国海洋哺乳類委員会からも助成を受けている。セルシオ氏らのチームは、2013年から2014年にかけてマダガスカル島沖でツノシマクジラを44回目撃。2015年には、その数は80回にも上った。


    【【生態学】定説を覆す、異例だらけの新種クジラの生態 回遊することもなく暖海に留まり、餌も不明。「異例ずくめ」のヒゲクジラ】の続きを読む

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