1: Mogtan ★@\(^o^)/ 2015/02/19(木) 00:44:18.05 ID:???.net
掲載日:2015年2月18日
http://nationalgeographic.jp/nng/article/20150217/435836/

独特の体位で交尾をするコウモリガ。(Photograph by Scott Henderson)
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 ヨーロッパ北部とアジアに生息するコウモリガの一種(学名: Phymatopus hecta)は、これまで知られているなかではもっとも手の込んだ配偶システムを持つ昆虫であることがわかった。

 英国リーズ大学の生物学者ジョン・R・G・ターナーによると、通常、蛾の配偶システムはきわめて単純で、明確な求愛行動もないという。しかしこの蛾は多彩な求愛行動を見せるうえ、しなやかな体を生かしてさまざまな体位で交尾する。人間にはとうてい真似のできないアクロバティックな体位もお手のものだ。

 先日、ロンドン・リンネ学会が発行する『Biological Journal of the Linnean Society』で蛾のセックスライフに関する論文を発表したターナーはこう語る。「メスは通常(繭から出た後)枝に止まってじっとしたままフェロモンを分泌し、惹きつけられて来た最初のオスと交尾をします」。ところがこのコウモリガは「少なくとも7種類の求愛パターンを見せる」のだそうだ。

|パイナップルの香りを漂わせて……

 そうした求愛パターンのなかに、オスが集団を作り、たくさんのメスを相手に一斉に求愛を行ういわゆる「レック」も含まれる。レックに参加しているオスは周囲をパタパタと飛び回ったり、羽を広げて木の高い位置に止まり、黄色がかった発香毛束 をちらつかせたりといった求愛ディスプレイを行う。

 発香毛束とは、オスの後脚裏側に生えたキチン質の「毛束」(実際は鱗粉に近い)のことだ。この毛束がフェロモンを放つのだが、ターナーによるとそれは「強いパイナップルの匂い」だという。甘い匂いに誘われてやってきたメスたちは、自分をアピールするオスの中から交尾相手を選ぶ。

 ところがコウモリガの場合、他の動物が行うレックのように、単にメスがオスに誘われるだけではない。メスもまたフェロモンを放出し、むしろ自分からオスを誘惑する。互いに相手を見極め、しばらく一緒に飛び回りながら「楽しげな」求愛ダンスを繰り広げ、ようやく木に止まって交尾することもある。

2: Mogtan ★@\(^o^)/ 2015/02/19(木) 00:44:48.87 ID:???.net
|柔軟な求愛行動

 さらに驚くのは、比較的シンプルな脳であるにもかかわらず、コウモリガが「どの求愛行動を用いるのか、どたん場で“決断”できる」ことだとターナーは言う。その決め手となるのは、誰が誰に最初に目をつけるか、他の個体が何をしているかといった要素で、それは「クラブやバーで、何人もの異性の間を行き来しながら相手を選ぶのとよく似ています」

 コウモリガには別の意味の柔軟性もある。彼らは交尾の最中こそ(捕食者のコウモリに見つからないよう)ぴたりと静止しているものの、その体位にはさまざまなバリエーションがあるのだ。

 たとえば、あるときは向かい合わせになって生殖器のある腹部の先端を結合する。かと思えば、オスがメスの逆を向く「後ろ前」スタイルもできる。「人間にはとうていできない芸当です」とターナーは言う。

|レックの利点

 それにしても、コウモリガはバラエティ豊かな交尾行動をどうやって身につけてきたのだろうか。

 このレック・システムが発達した経緯について、統一された見解はない(レックについては、これまで主に鳥が研究対象だった)。しかしコウモリガの場合、その経緯はごく単純なものだろうとターナーは考えている。

 まずはメスが安全に交尾できる場所に集まるようになり、そのうちオスがそうした場所に先回りして、いつでもフェロモンを出せる状態で待ち構えるようになった。まるで彼氏のいない女の子たちをお見合いパーティーに招くようなコウモリガのレック・システムは、こうして発展していったようだ。

 レック・システムは、メスのコウモリガにとっても利点がある。決まりきった求愛行動ではなく、さまざまな進化を遂げてきた求愛パターンを見ることで、とても効率よく相手を選べるようになったのだ。「あるパターンのオスが気に入らなくても、別の魅力的なパターンの相手とすぐに出会える可能性が高いのです」とターナーは言う。

 つまりレパートリー豊富なコウモリガの繁殖活動において、レックは完璧な相手を見つけるためというよりも、オスとメスが1カ所で相手を見つけるための効率的な方法として発展してきたのかもしれない。

 ターナーは言う。「結局のところ、好みのお菓子を選びたければ、まずはスーパーマーケットに行かなければなりませんからね」

<参照>
Variety is the spice of humble moth’s sex life - University of Leeds
http://www.leeds.ac.uk/news/article/3646/variety_is_the_spice_of_humble_moths_sex_life

The flexible lek: Phymatopus hecta the gold swift demonstrates the evolution of leking and male swarming
via a hotspot (Lepidoptera: Hepialidae) - Turner - 2014 - Biological Journal of the Linnean Society - Wiley Online Library
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/bij.12411/abstract

10: 名無しのひみつ@\(^o^)/ 2015/02/19(木) 01:35:05.30 ID:LnShazyg.net
>>2
> コウモリガには別の意味の柔軟性もある。彼らは交尾の最中こそ(捕食者のコウモリに見つからないよう)ぴたりと静止

コウモリガてコウモリに食べられるから命名なのか…かわいそう

13: 名無しのひみつ@\(^o^)/ 2015/02/19(木) 02:46:31.17 ID:+zjwIkrw.net
>>10
日本にいるコウモリガが、かなり大型で灰色っぽくてコウモリを連想することから名付けられた

翅の小僧などからは原始的なガとされているのだ
でも、>>1の通り、配偶システムはよく進化している

まあ、分子中立説に従えば全ての生物は同じくらい進化してるっていうよねwww
でも、その中でどの要素を進化させているか、に種ごとの変化がある。
そして、その進化させた要素が現状の生息環境によくマッチした種類が、その生態系で繁栄し、
それをもって「進化している種群である」などと評価されるって事かねw

7: 名無しのひみつ@\(^o^)/ 2015/02/19(木) 01:14:08.24 ID:x5qOLnvi.net
蚊柱ならぬ蛾柱ができるのか・・・


見たい気もするが、蛾は嫌いだからさすがにキツイなぁ・・・

8: 名無しのひみつ@\(^o^)/ 2015/02/19(木) 01:17:07.97 ID:uOdLwKT4.net
カナヘビの見てみ?
かな~り芸術的だぞw

16: 名無しのひみつ@\(^o^)/ 2015/02/19(木) 09:26:37.70 ID:Yzq3Qs7c.net
大吟醸でパイナップル香を感じる日本酒を飲んだことがあるが。なんだろうな、パイナップル香というのはわりと作りやすい香りなのかな。

18: 名無しのひみつ@\(^o^)/ 2015/02/19(木) 15:47:12.74 ID:cD2/zIXs.net
>>16
植物のハーブにもパイナップルの香りのするものがあるよ

19: 名無しのひみつ@\(^o^)/ 2015/02/19(木) 17:40:42.14 ID:/JEV89IO.net
飛びながらやっとる奴らも居るもんなぁ
人間やったら 駅弁で全力疾走ぐらいのアレか?

22: 名無しのひみつ@\(^o^)/ 2015/02/19(木) 18:38:56.43 ID:dTX++DQ2.net
コウモリガの仲間はオーストラリアにいるものが特に巨大になる
羽を広げて25cmと、ヨナグニサンと翅長さだけなら同程度になる
但し横に長くて面積は狭い

でも胴体の体長で見ると8cmもあって、ヨナグニサンよりずっと大きい

23: 名無しのひみつ@\(^o^)/@\(^o^)/ 2015/02/21(土) 13:24:07.45 ID:mShmMZKI.net
集団でいてもコウモリに襲われて一網打尽とはならんのかな?
それとも、草食動物と同じで犠牲者一匹パターン?

いずれにしろ、コウモリが原因だとすれば、恐竜が絶滅した以降このような進化を遂げたのだろうか?
それともそれ以前の原始鳥類が原因だろうか?

9: 名無しのひみつ@\(^o^)/ 2015/02/19(木) 01:24:48.46 ID:STHwqgpf.net
人間は「恋愛離れ」しているというのに…



引用元:http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/scienceplus/1424274258/