1: Mogtan ★@\(^o^)/ 2015/04/09(木) 00:24:17.57 ID:???.net
掲載日:2015年4月8日
http://www.zaikei.co.jp/article/20150408/244362.html

 岡山大学の黒田照夫准教授らのグループは、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)とバンコマイシン耐性腸球菌(VRE)に対して強い抗菌活性を示す物質を、スイレン科コウホネの成分中から発見した。

 自然界には様々な抗菌物質があることが知られている。今回の研究では、スイレン科コウホネの成分である6,6’-dihydroxythiobinupharidine(DTBN)を調べたところ、多剤耐性菌として知られているMRSAとVREに対して強い抗菌活性を示すこと、さらにこの物質がDNAの複製に必要な酵素であるDNAトポイソメラーゼIVを阻害することで抗菌活性を示すことが分かった。

 さらに、DTBNは既存抗菌薬の抗菌活性を著しく増強させることや、耐性菌の出現により使用できなくなってしまった抗菌薬の効果を高めることもできるため、より低濃度で更なる耐性菌が出現するリスクを下げることに繋がる。

 今後は、治療が困難となる厄介な耐性菌だけを狙い撃つような治療方法の開発などに応用できると期待されている。

 なお、この内容は「Biochimica et Biophysica Acta -General Subjects」に掲載された。

<参照>
【研究者データ】黒田照夫(岡山大学・医歯(薬)学総合研究科・准教授) - 日本の研究.com
https://research-er.jp/researchers/view/136044

Action mechanism of 6, 6'-dihydroxythiobinupharidine from Nuphar japonicum, which showed anti-MRSA and anti-VRE activities.
- PubMed - NCBI
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25731981

3: 名無しのひみつ@\(^o^)/ 2015/04/09(木) 00:46:04.87 ID:rapzDXgS.net
浮き草の類か

6: 名無しのひみつ@\(^o^)/ 2015/04/09(木) 13:37:06.75 ID:P3+tJhIE.net
しかし、自身が抗菌作用あるだけでなく
他の薬剤の効果増強したり出来るなんて凄いな。
コウホネは生薬の川骨として使われているらしいから
実用化早いかも。

8: (,,゚д゚)さん 頭スカスカ@\(^o^)/ 2015/04/09(木) 19:01:39.67 ID:/rMjfYnP.net
さっそくニワトリやブタ、養殖魚くんのエサに使用されて、
新たな耐性菌を生み出し、フリダシに戻る。

9: 名無しのひみつ@\(^o^)/ 2015/04/09(木) 19:28:00.20 ID:+EtgXcF6.net
ジャック・フィニイか

11: 名無しのひみつ@\(^o^)/ 2015/04/11(土) 22:29:00.43 ID:bQ+aeLRR.net
コウホネならできると思った。

12: 名無しのひみつ@\(^o^)/ 2015/04/11(土) 23:47:11.74 ID:NzxswqLm.net
やっぱり古被子植物とか単心皮植物とか呼ばれる仲間は
どうも変な薬理作用を持つ奴が多いなあ
自分は「起源が古い分だけいろんな生物に齧られてきたからそれに対する物質を
色々作って試したんだろう」なんて勝手な解釈しているw



引用元:http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/scienceplus/1428506657/